ゲイリー・ムーアの出世作 『大いなる野望』とは? [ゲイリー・ムーア]
『コリドーズ・オブ・パワー』(邦題:大いなる野望)は、北アイルランドのギタリスト、ゲイリー・ムーアが1982年に発表した4作目(「グライディング・ストーン」と「G-FORCE」を含む)のスタジオ・アルバムです。
ヴァージン・レコード移籍第1弾アルバムに当たります。
本作に参加したニール・マーレイとイアン・ペイスは、 当初は一時的なサポート・メンバーとして加入しましたが、
最終的にはゲイリー・ムーアのバンドの正式メンバーとなり、 ニール・マーレイは1983年11月頃にホワイトスネイクに再加入するまで、
イアン・ペイスは1984年に再結成ディープ・パープルに加わるまで在籍しました。
「ウィッシング・ウェル」は、フリーがアルバム『ハートブレイカー』(1973年)で 発表した曲のカヴァーです。
「エンド・オブ・ザ・ワールド」は、2分に及ぶギター・ソロで始まり、元クリームの ジャック・ブルースがボーカルでゲスト参加しています。
ゲイリー・ムーアはその後、1993年にブルース-ベイカー-ムーアプロジェクトで再びブルースと組みました。
日本のロックシンガー、浜田麻里が1985年のアルバム「Rainbow Dream」で「Love Can Make a Fool of You」(「Love、Love、Love」と改名)を取り上げました。
◆収録曲
ドント・テイク・ミー・フォー・ア・ルーザー - "Don't Take Me for a Loser" – 4:17
オールウェイズ・ゴナ・ラヴ・ユー - "Always Gonna Love You" – 3:56
ウィッシング・ウェル - "Wishing Well" (Paul Rodgers, Simon Kirke, Tetsu Yamauchi, John "Rabbit" Bundrick, Paul Kossoff) – 4:06
ゴナ・ブレイク・マイ・ハート・アゲイン - "Gonna Break My Heart Again" – 3:20
フォーリング・イン・ラヴ・ウィズ・ユー - "Falling in Love with You" – 4:51
エンド・オブ・ザ・ワールド - "End of the World" – 6:54
ロッキン・エヴリ・ナイト - "Rockin' Every Night" (Gary Moore, Ian Paice) – 2:48
コールド・ハーテッド - "Cold Hearted" – 5:12
アイ・キャント・ウェイト・アンティル・トゥモロー - "I Can't Wait Until Tomorrow" – 7:56
〇2002年リマスターCDボーナス・トラック
フォーリング・イン・ラヴ・ウィズ・ユー(リミックス) - "Falling in Love with You (Remix)" - 4:09
フォーリング・イン・ラヴ・ウィズ・ユー(リミックス・インストゥルメンタル) - "Falling in Love with You (Remix instrumental)" – 4:24
ラヴ・キャン・メイク・ア・フール・オブ・ユー - "Love Can Make a Fool of You" – 4:06
◆参加ミュージシャン
ゲイリー・ムーア - ボーカル、ギター
トミー・アイアー - キーボード
ニール・マーレイ - ベース
イアン・ペイス - ドラムス
アディショナル・ミュージシャン
ジョン・スローマン - バッキング・ボーカル
ドン・エイリー - キーボード
モ・フォスター - ベース
ジャック・ブルース - ボーカル
ボビー・チョウナード - ドラムス
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